山行概要
宿泊日 :2022年10月13日(木)~14日(金)
場所 :五味池破風高原
メンバー:3人(長野1、神奈川1、千葉1)
天気 :曇りのち雨
概念図
記録
五味池破風高原は長野県と群馬県の県境、四阿山と万座峠の中間あたりと言ったらよいでしょうか。長野県側の須坂市豊丘にあります。近くには、破風岳、土鍋山、毛無峠などがあります。須坂駅から車で約1時間、タクシー、自家用車、バイク利用となり、公共交通機関はありません。つづら折れの山道をだいぶ登ったところにあります。6月中旬のレンゲツツジは県下最大級とも言われ、とても美しいです。秋の紅葉は10月中下旬、天気が良ければ、北アルプス、北信五岳が見渡せます。
古い山仲間とログハウスに一泊し、翌日は五味池周辺の散策、できれば破風岳、毛無峠までとの思いもあったのですが、雨に祟られ途中で引き返しました。メインは登山ではなく、小屋での宴と紅葉狩りであったから、撤退はあっさりと決まりました。
前夜、赤々と燃える暖炉の炎。貸し切りのログハウス、いや貸し切りの山。この山中に三人だけの静かな夜。暖炉の炎の魔力に魅了された我々は、亡くなった山仲間のこと、苦しかった山行、楽しかった山行、皆過去を振り返る年齢になってしまったのだろうか。「友と酒は古いほどいい」と言います。シトシト雨の夜、そんな思い出にふけるにはとっておきのログハウスでした。
♪窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした君が
ドアのむこうに立っていたのは
窓の外は雨 雨が降ってる
いく筋もの雨が
君の心のくもりガラスに♪
伊勢正三とイルカのコンビは素晴らしい、昭和の名曲。「雪」から「雨」の頃は我らの青春時代。松川渓谷の紅葉にはまだ早く、滝の湯は休業中。子安温泉に入り、レンゲツツジの頃の宴を約して別れました。
写真
暖炉とカウンターもある